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【高1・高2】大学受験に耐える学習姿勢

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大学受験

高校受験と大学受験

 高校受験と大学受験を考えた時に、同じように考えていないだろうか。高校受験と大学受験の性質は大きく異なっている。そもそも、義務教育であるかの違い、浪人の有無、など様々である。
 高校受験は、義務教育で出題範囲が限定される上に、ほぼ都道府県単位での受験となる。しかも、一部の学校を除けば、受験対策は3年生の1年間である。つまり、難易度に多少の違いはあれど、入試自体のレベルが低いのである。
 大学受験は、出題内容が複雑で難しくなる上に、全国単位での受験となる。また、受験生のほとんどは中学校で上位であった人達である。しかも、受験対策は人それぞれであるが、事情は随分と違ってくる。大学受験専門機関である予備校の存在や年数も在籍する学校、浪人によって様々である。
 つまり、高校受験と大学受験を比較すると、大学受験は高校受験の延長などと安易に考えてはいけない。あらゆる項目の難易度が上がっている。日本の学習は、中学校から本格化すると言っていい。しかも、学校の学習内容と高校の受験内容に差が大きく開かないため、学校で言われたことをやっていれば完結するのである。一方で大学受験は条件が変わってくる。

大学受験へ向けた学習姿勢

 では、大学受験へ向けた学習姿勢はどうしたら良いのだろうか。
 志望度に合わせた選択が良いと考えている。

おわりに

 この記事では、学習姿勢の類型について示し、大学受験に向けた学習姿勢を解説した。
 学習姿勢という表現を用いたが、実際には採用した学習姿勢によって生活様式すらをも決定されると考えている。受動的な学習姿勢を採用すれば、学校の課題や参考書ルートなどを中心に学習していくことになるのだろうが、そもそも学習するのか。能動的な学習姿勢を採用すれば、どれだけの学習をするのだろうか。というようなことになる。
 最終的には、どの大学を目指すか、ということに帰着するのだが、関関同立、立教・明治を除くMARCHであれば、受動的な学習姿勢でも十分に合格が可能であろう。しかし、それ以上の大学になると、暗記だけではなく、思考力の試される割合が増えるため合格が難しくなる傾向にある。

 大学合格だけを考えれば、志望大学のレベルに合わせて、学習姿勢を採用すれば良い。ただ、就職を考えると事情が少し変わってくる。学部卒の一般的な民間企業就職を考えるならば、正解を人から聞くことはまずない。就活塾なるものも存在するが、一般的な月謝を支払うタイプの塾のようなものは非常に少ない。多くは選抜制の有志が情報交換のために作ったコミュニティである。都道府県庁や市役所の公務員など資格合格と就職の結び付きが強く、形式的な面接であれば事前の対策がしやすいという点で受動的なスタイルが合っているだろう。

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