基礎体系
次に出会う文章を解けるように
- 解くために作られる試験問題は、客観的な採点基準が用意されている
- 全体を俯瞰して読むことで、何が問われ、何を答えるのか、見えてくる
- 「背景知識」や「教養」で誤魔化さず、本文に依拠することで誤答を防ぐ
次に出会う文章を解けるように
文意を読み取ることで積極的に回答することのできる問題。
筆者にとって、批評を書くということがどういうことか、と内容を前後より考えれば良い。
D:批評とは何かを考えてみることもせず、書きたいものを書くことだけに注力して余念がなかったということ。
クリチックという批判を意味する別の言葉より、批判、を紐解いている場面ということを理解することが重要。
傍線部直前の批判に関する説明部分が回答根拠となる。
C:批評家に不可欠な人をほめる技術を身につけること。
傍線部が直前部のイイカエ表現であることに気づけるかがポイント。
E:避難は非生産的でも主張は生産的だという考えは批評家の独断に過ぎず、純粋の批評精神の対極にあるものなので、あらゆる主張をあえて断念すればおのずから批評的作品は生まれ、批評的生産が行われる。
準備中
A:生半可
準備中
D:この文章の主意は批評とは相手をほめる技術だという逆説的主張にあり、序破急の文章構成によって批評を悪口と結びつけがちな一般のイメージを改めさせることをねらっている。
解答となる選択肢の表現と本文中の表現とが似ていることが多く、現代文の問題としては非常に簡単な部類に入る。いわゆる、同じようなことを書いてある部分を抜き出すだけで上手くいけば合格水準の点数を獲得することが可能である。
さらに言えば、知識問題はある程度仕方ないとしても、読解問題に関しては合計で2問ミスに抑えたいところ。