基礎体系
次に出会う文章を解けるように
- 解くために作られる試験問題は、客観的な採点基準が用意されている
- 全体を俯瞰して読むことで、何が問われ、何を答えるのか、見えてくる
- 「背景知識」や「教養」で誤魔化さず、本文に依拠することで誤答を防ぐ
次に出会う文章を解けるように
直前部の「万能ではなく」より、万能の反対の語が入る。
本文の内容としては、抽象的な原理やルールに基づく法は万能ではない、となる。この万能ではない、を否定語を伴わない語へと言い換えた内容が空所に入る内容である。
C:法のルールに則った要求にのみ応じ得る限定的な制度
「選択」に注目したい。本文では、法規則に則った場合と日常生活の場合の2パターンが記述されているので、それぞれについて理解しておきたい。
D:日常の語りとは異なる形式でも、不利な扱いを受けないよう意識的に選択を行うこと。
前後部分より十分に回答可能である。アイデンティティくらいは知識として知っておきたい。
A:自覚的に選択しているいるわけではない
問二から一貫しているテーマ。直前部で回答するというよりは、文章全体の要約的な意味で回答したい。
D:語り手にとっての本来の語りは、意識されていないとしても自らの解釈枠組やアイデンティとつながっているが、それらと距離を置く形式に依拠するのが法的な世界であるから。
準備中
ア:B イ:B ウ:B エ:A オ:A
解答となる選択肢の表現と本文中の表現とが似ていることが多く、現代文の問題としては非常に簡単な部類に入る。いわゆる、同じようなことを書いてある部分を抜き出すだけで上手くいけば合格水準の点数を獲得することが可能である。
さらに言えば、知識問題はある程度仕方ないとしても、読解問題に関しては合計で2問ミスに抑えたいところ。