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早稲田大学 法学部 2016年度 現代文

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 はじめに現代文の基本姿勢として、二点のポイントを紹介しよう。

 一点目は、客観的に読む、ということである。これは、あなたの意見や主張は聞いていない、ということである。また、同時に出発点でもある。文章を読んで次の問に答えよ、というような文言で始まる現代文科目においては、回答、その全ての根拠を本文中より抽出しなければいけない。また巷で聞く、現代文を実力ではなく運、とする主張は、筆者と回答者の間にある主張の距離によるものである。これが近ければ点数は上がり、遠ければ点数は下がる。そういう意味で、学習を放棄した者にとっては運によって点数の上下する対象として映るのかもしれない。

 二点目は、採点基準より逆算する、ということである。これは、採点基準に沿って回答する、ということである。試験というのは、解く(採点)するために作られているのだから、そこには必ず採点の基準が存在する。採点基準を意識した学習を積み・回答をすることで、得点を伸ばすことが可能である。さらにいえば、試験中に採点基準をイメージし、回答できるようにしたい。採点基準は、模試であれば解答・解説の冊子に記載されているし、入試であれば(東大をはじめとする難関大に限られるが)各予備校の解答速報より共通項を探ることで確認できる。
 また、この基本姿勢は、他の教科でも同様に当てはまるものである。例えば、数学においては回答指針を示すことによって同じ計算ミスでも得点が変わることがあったり、英語において文法知識の確認が不明と理由で「意訳」による減点・不正解、がこれにあたる。

基礎講座

 いわゆる「授業」に該当する記事を、「基礎講座」として扱っています。過去問解説では、どうしても一対一の対処療法的なものになってしまいます。その点、「基礎講座」では体系的に受験レベルの基本情報を扱います。

 大学受験に際する情報を全て暗記すると膨大ですが、知識の使い方を応用することで、覚えるべき情報は減らすことができます。「基礎講座」では、本質を抑えることで、最小の情報で最大の効果、を目指しています。ぜひ、科目に対する基本知識の習得にお役立てください。

目次

得点状況と分析

得点状況

年度教科科目配点受験者平均点合格最低点
2016外国語英語6015029.82988.995
国語5027.522
地歴・公民または数学日本史4025.147
世界史26.347
政治・経済26.650
2015外国語英語6015029.11788.995
国語5027.102
地歴・公民日本史4020.520
世界史26.225
政治・経済23.229
2014外国語英語6015022.86889.245
国語5028.851
地歴・公民日本史4022.927
世界史27.218
政治・経済23.158
年度試験科目科目配点受験者平均点合格最低点

分析

準備中

問三ノ一

解答例

問三ノ二

省略

問三ノ三

解答例

問三ノ四

解答例

問三ノ五

解答例

問三ノ六

解答例

問三ノ七

解答例

問三ノ八

解答例

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