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早稲田大学 法学部 2022年度 現代文

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(四)

問二十

 ポイントは、「多様なる人々」と「お互いに」、の二点。前者は複数人、後者は双方向、ということ。この二つの条件が分かれば、さほど難しい問題ではない。

解答

問二十一

 2022年度の(四)は、この辺りの設問から崩れてくると、全問不正解の可能性もある。本文自体の難度が高く、キーとなるテーマを正確に理解できなかった場合、選択問題中心の私立では部分点がないため、得点することが非常に難しくなる。だからこそ、背景知識に依らず、どんな文章にでも対応できるような読解力を身につけることが重要である。

 この文章のキーとなる「方法としての主体」について説明する問題。傍線部1の次の段落から傍線部2の前の段落までが回答根拠となる。丁寧に読み進めれば、選択肢と本文表現に差異が少なく、意味の整合性もとれるため、迷わず正解できるだろう。ただし、結局のところ、意味が理解できていなければ、他の設問の正答率に影響が出てくることは間違いない。
 「方法としての主体」について一言で言えるようにできるとよい。少し雑であるが、「マジョリティへ対する新しい視点の獲得のために、あえてマイノリティの立場を主体とすることで、その差異を認識し、新たな可能性を切り開くための過程。」、とでも理解できればよい。

解答

問二十二

 前問の内容を、地域、という具体ジャンルに当てはめているだけである。

解答

問二十三

 新しい視点を獲得し自己変容をするために必要な「異質性」が担保されているか、という点を慎重に見極める必要があるということ。

解答

問二十四

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