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早稲田大学 試験解説 2023年度 法学部 国語 現代文

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 はじめに現代文の基本姿勢として、二点のポイントを紹介しよう。

 一点目は、客観的に読む、ということである。これは、あなたの意見や主張は聞いていない、ということである。また、同時に出発点でもある。文章を読んで次の問に答えよ、というような文言で始まる現代文科目においては、回答、その全ての根拠を本文中より抽出しなければいけない。また巷で聞く、現代文を実力ではなく運、とする主張は、筆者と回答者の間にある主張の距離によるものである。これが近ければ点数は上がり、遠ければ点数は下がる。そういう意味で、学習を放棄した者にとっては運によって点数の上下する対象として映るのかもしれない。

 二点目は、採点基準より逆算する、ということである。これは、採点基準に沿って回答する、ということである。試験というのは、解く(採点)するために作られているのだから、そこには必ず採点の基準が存在する。採点基準を意識した学習を積み・回答をすることで、得点を伸ばすことが可能である。さらにいえば、試験中に採点基準をイメージし、回答できるようにしたい。採点基準は、模試であれば解答・解説の冊子に記載されているし、入試であれば(東大をはじめとする難関大に限られるが)各予備校の解答速報より共通項を探ることで確認できる。
 また、この基本姿勢は、他の教科でも同様に当てはまるものである。例えば、数学においては回答指針を示すことによって同じ計算ミスでも得点が変わることがあったり、英語において文法知識の確認が不明と理由で「意訳」による減点・不正解、がこれにあたる。

基礎講座

 いわゆる「授業」に該当する記事を、「基礎講座」として扱っています。過去問解説では、どうしても一対一の対処療法的なものになってしまいます。その点、「基礎講座」では体系的に受験レベルの基本情報を扱います。

 大学受験に際する情報を全て暗記すると膨大ですが、知識の使い方を応用することで、覚えるべき情報は減らすことができます。「基礎講座」では、本質を抑えることで、最小の情報で最大の効果、を目指しています。ぜひ、科目に対する基本知識の習得にお役立てください。

目次

得点状況と分析

得点状況

準備中

年度教科科目配点受験者平均点合格最低点
2023外国語英語6015028.17390.25
国語5023.613
地歴・公民または数学日本史4022.932
世界史27.723
政治・経済22.673
数学159.243
2022外国語英語6015026.84489.895
国語5027.268
地歴・公民または数学日本史4022.598
世界史25.176
政治・経済21.323
数学121.034
2021外国語英語6015027.98790.295
国語5024.060
地歴・公民または数学日本史4023.428
世界史26.878
政治・経済22.263
数学160.087
年度試験科目配点受験者平均点合格最低点

分析

準備中

(三)

問十三

知識問題のため省略

問十四

 まず、傍線部の解釈から行う。「からだ」と「すがた」を切り離し、「からだ」の「呼応性」に依拠した「すがた」との関わり方を別の方法へ変更してきた、ということ。「」で括られた単語は、基本的に本文中で意味を改めて確定しなければいけない単語である。辞書などの知識に頼ることはオススメしない。
 そして、選択肢の選択である。今回の設問では「『私たち』は、」以後の部分で、感情系の要素が入っていることに注目したい。感情表現は判定が難しいので、それ以外の部分によって選択することをオススメする。

解答例

問十五

 接続詞の機能を問問題。前後関係の関係性が問われている。基本事項であるので確実に正解したい。
 特に今回は、有名な「たしかにA、しかしB」という入試頻出の譲歩構文の派生系が正解になる。接続詞自体は同義表現に変更可能であるから、字面だけ暗記していると間違うかもしれないが、合格を考えるとミスが許される問題ではない。

解答例

問十六

 傍線部に指示語(そのような)が含まれているので、指示語の内容を特定することから始める。すると、「からだ」であり「こころ」である場、であることが分かる。それが貧しくなっているという、提示文であるから、内容説明は傍線部以後に書いてあると、アタリをつけたい。そういう意味では、今回の設問に関して、必ずしも指示語の特定は必要ないかもしれない。
 傍線部解釈について、「貧しく『なっている』」に注目すると、変化、を読み取ることができる。そして、これは全ての選択肢に反映されていることに注目したい。
 回答根拠としては、ピンポイントで「この文」というよりは、テーマ単位で考え、傍線部を含む段落から2つ先の段落まで計三段落を読んで答えることをオススメする。

解答例

問十七

 空所が指示語で修飾されているで、直前部に注目する。
 当事者−援助者−死者の三角関係において、援助者は一方について語るともう一方が霞む、という内容。

 選択肢後半のカタカナについては、頻出用語なので分からなけれ確認しておくと良い。

解答例

問十八

解答例

問十九

解答例

問二十

 基本的な解説指針として、全文を対象とする内容一致問題に対して個別的に解説は行わない。時間をかけて読み込めば、正解に辿り着くことはできる。また、現代文科目の設問は個別性が高く、ある設問に対して理解したとことで意味はない。
 重要なのは、解法の固定化と再現性である。事前に解答指針を明確に固定し、様々な設問で実践を通して訓練を積むことで、あらゆる問題に対応することができる。
 とは言え、これだけでは学力の伸長は見込めないであろうから、解法の例を2パターン示しておく。

解法例
 早稲田・上智に関しては、時間制約と読解難易が比較的高いことから、「読み返さない場合」をオススメする。難関大の場合は、高い情報処理能力を受験生に求めているためである。
 MARCH・関関同立に関しては、時間制約と読解難易が比較的低いことから、「読み返す場合」をオススメする。中堅大の場合は、易しい課題への正確性、を求めているからである。

読み返さない場合
  1. 本文を読む前に内容一致問題があるかを確認し、あれば選択肢ごとのテーマを把握
  2. 本文を読む中で、選択肢のテーマがあれば、その都度、選択肢と本文の整合性を確認
  3. 本文を読み終えたら、ある程度、選択肢を絞り、あたりをつける。
  4. 最終確認をし、選択を決定する。
    ※この時、選択肢の確認箇所を瞬時に認識できるようにしていく必要がある。
読み返す場合
  1. 本文を読み終えたら、ある程度、選択肢を絞り、あたりをつける。
  2. 最終確認をし、選択を決定する。
    ※この時、選択肢の確認箇所を瞬時に認識できるようにしていく必要はないが、テーマレベルでは把握しておく必要がある。
解答例

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